30代職歴なしハローワークに登録だけして面接を1つも受けなかった事があるニートです。こんにちは。
ひきこもりニートのみなさん、毎日現実から逃げ続けるという、ある意味、平穏な生活は順調に送れていますか?
毎日平和に部屋でネットしてご飯食べてネットして寝るという現実を見ない現実逃避という言葉がピッタリな生活を送っていると思います。
そんなどうしようもない生活を送りつつも頭の中では
「今日こそ何とかしないと・・・いつまでもこんな生活を送っているわけにもいかない」
と本当はすぐにでもどうにかしなきゃいけないのは分かってたりしますよね。
でもいざ現実と向き合おうとするとどうにもできない辛さや怖さが大きくなり
「今日はまだ大丈夫、まだ逃げても問題ない、まだ何とかなる、あと1日休んだっていいよな」
と結局何もできず、一歩も行動できない毎日を送っていると思います。
逃げるのはダメと分かりつつも、この逃げ生活はいつまででも続けられるんじゃないかという勘違いと言うか何と言うか・・・
でもそんな生活はいつまでも続くとは限りませんよ。
長くひきこもり生活を送っていると親の我慢の限界を迎える日がきます。これは誰にでも訪れる運命の瞬間とも言えますね。
数年前、私にもとうとうその日が訪れたんです。
その当日、そんな日が来るとは知らない私は「さ~てまとめサイトでも見て時間潰すか」なんて、のん気にネットしていました。
現実と言う地獄が迫っているとも知らずにね・・・
トントン・・・
ノックされるドア・・・
「ん?なんだ?」
背筋が凍るような不安・・・いつもと違う出来事に嫌な予感が走ります・・・
「入るぞ」
という父親の声・・・
「親父?え?親父?なんで?」
ガチャっとドアが開けられる・・・
普段父親とは顔も合わせないし、会話なんて全くしない関係なんで恐怖と言うかハンパない違和感のある光景です・・・
あ、ついにきたか・・・何となく察した自分がいました・・・
そして父親の口から発せられた言葉はその予想通りの言葉でした・・・
「もういい加減にしろ・・・毎日毎日部屋にこもって」
「限界だよ・・・もうお前の面倒なんて見てられないんだよ」
「いい加減、外に出て仕事探せ、このままじゃどうしようもないだろ・・・」
「ハローワークに登録でもしてみたらいいんじゃないか?」
「何でもいいから行動しろ・・・昼間は外に出ろ、部屋にこもるな」
「このままじゃもう家に置いておけない、いい加減にして先の事を考えろ」
と・・・
グサグサ、ザクザクつき刺さる言葉・・・
分かっちゃいるんだよ・・・でもどうしようもないんだよ・・・クズになりすぎて社会に出るのがもう怖いんだよ・・・
どうにかしようにもどうにもできないんだよ・・・もう社会には見放された存在なんだよ・・・
でもどうにかしなきゃいけない・・・でもどうにもできる気がしない・・・
突きつけられた現実に体が震えました・・・ついに来てしまったかと・・・
「今日も逃げられる、まだまだ社会と向き合わなくても大丈夫、まだ時間はある」と思っていた所に急に来る地獄。
まだ社会に出ようとか頑張ろうって感じに気持ちが向いていないので行動しようにもどうしたらいいのか分からない状態になりました。
この何もなくて平穏だったひきこもりニート生活も終わりか・・・
でもどうする事もできない・・・どうすりゃいいんだ・・・
急に追い詰められたひきこもりニート・・・まだ明日もある、大丈夫だと思ってガードを下げていた所にフィニッシュブローを貰ったようなもんですよ・・・
こんな感じで家にいずらくなったひきこもりニートの人もいると思うんです。親の限界が超えるのはいつかは訪れる瞬間ですしね。
そして今は部屋にこもっていられるニートでもいつかは訪れる地獄の瞬間でもあります。
いつ自分の身にふりかかるか分かりませんよ。親は常に我慢の限界を迎えつつあるんですから。
常に心の片隅にでも覚悟を持って生活をしておいた方がいいかもしれません。まぁちょっと覚悟を持っていたとしても実際にその時がきたらどうにもできなかったりするけどね。
私はこんな風に現実を突きつけられて、まぁ困りましたよ・・・どうすりゃいいんだって・・・どうにもできそうもないからね・・・
でも、こうなった以上、とりあえず何か行動をしなきゃいけません。
もう昼間に家に居る事は禁止されてしまったわけですし・・・平穏なひきこもりニート生活は終わったわけですし・・・
とりあえず何をしたら良いか分からなかったので父親に言われた通り、ハローワークへ行ってみました。そして登録だけはしてみたんです。
でも結局、面接を受けるという所まではいけませんでした。
もうね、怖くてしょうがなかったんですよ。
職歴もスカスカ、できる事もない、コレといって胸を張って誇れるような経験もない、このどうしようもないクズ経歴を突っ込まれる覚悟もない・・・
それに仕事も未経験OKのだと給料10~12万円、福利厚生なしとか、何コレ?正社員なんて名ばかりでバイトと変わらなくない?ってのばっかだし・・・
一つも明るい未来が見えませんでした。
絶対ダメじゃん・・・ただゴミクズ扱いされて終わるだけじゃん・・・って・・・
まぁここまでクズ人間として生きてきたのでしょうがないんですが、その現実と向き合う事ができなかったんですよね・・・メンタル弱いから・・・
長年ひきこもりニートとして生きてきた人間は底辺社会で生きていくしかないんです、でもその覚悟が決まらないんだよね・・・
やっぱり人並みのまともな生活を望んでしまう・・・そんなの無理だって分かってるのに・・・
でも諦めきれない感じがありました。何とか、何とかならないかって・・・
この仕事で良いのか?これで人生が報われるのか?まともな社会人になれるのか?って葛藤が酷かったです。
結局、何も決められずハローワークに行って求人は見るけど紹介してもらう所まではいけないと言う生活を1~2ヶ月くらい送っていたかなぁ・・・
とりあえず練習と思って1つでも受ければ気持ちは変わるんだけどね・・・それができないクズでした・・・
結局、現実と向き合う事ができなかった私はハローワークにも行かなくなりました。登録だけして終わりという最悪パターンです。意味なかったです。
でも自力で仕事を探せるのか?っていうとそれはそれで無理だったりしました。でももう家にはいられない、昼間は外に出なければいけない。
そうなった時、私が出した結論は「とりあえず外に出て仕事を探しているフリをする」というクズニートらしいどうしようもない結論でした。
外にさえ出ていれば何をしてるかまでは分かりませんからね。
とりあえず昼間の数時間を外で過ごして家に戻るという、仕事を探してるような雰囲気を出すけど実際は何もやっていないという本当にクズ生活を送っていました。
ホントどうしようもないのは分かります「何してんの?お前」って普通の人なら思うと思います。
でもね、長年ひきこもりニート生活を送ってきた人ならありえる話なんですよ。急には変われないんです。
今までに積み重ねてきたマイナス部分が大きすぎてどうせ無理という諦め、現実と向き合う恐怖感が強すぎて怖くて一歩も踏み出せないんです。
真のひきこもりニートじゃないと分からない感覚だとは思うけどね・・・
いや、ひきこもりニートでもハロワまでいけたら面接くらい受けるかな?それすらできなかった私はそれ以上のウルトラハイパークズニートなんだろうなぁ・・・
まぁこんな感じでいきなり外に放り出されても何もできないパターンってあるんですよ。
でも昼間は家にいられない状況になったのでどこかで時間を潰さなきゃいけません。
なので、私はとりあえず外に出るけど仕事は探してない生活っていうのを1年続けたんです。
長いでしょ?そんな苦労するくらいなら面接受けたほうが楽じゃない?って思うでしょ?
それがそうでもないのよ・・・正社員の面接のハードルはガチのひきこもりニートには高すぎるのよ。
似たような境遇のひきこもりニートの人もいませんか?
社会と向き合う勇気もない、でも追い出されて仕事を探さなきゃいけない、でも怖くてできない・・・みたいな。
外に出たけどどうすりゃいいのよ・・・って感じの。
そんな何もできないけど外に出てどうにか過ごさなきゃならなくなった人向けに、私がどんな感じで現実から逃げるための時間つぶしをしていたかを書いてみようかと思いました。
クズニートらしい現実からの逃げ方の話ね、なんて悲しい記事なんだ・・・
でもこんな記事しか書けないのよ・・・だって社会復帰してないから・・・
まぁ辛いよね、安息の地だった部屋を追い出されて外に放り出されるって。路頭に迷ってるってこういう事を言うんだって感じ。
本当にやらなきゃいけない事は分かってるのに目的もなく外で時間を潰すのってさ、後ろめたいし、やるせないから時間がなかなか過ぎなくてすっごく長く感じるんだよね。
だからなるべく時間が早く過ぎるような過ごし方が求められるわけ。
じゃあどうしたのか、そんな話をダラダラ書きます。まぁあんまりためにならないよね。
本当なら「ニートでも面接を乗り切った方法」とか「つっこまれない志望動機」とか知りたいよね。
ごめんね・・・こんなんで・・・
でも、逃げ続けて無駄に思えた時間つぶしでもちょっと救われた部分もあってさ、無駄かもしれないけど何かしてれば完全に無駄って訳じゃないよって伝わればいいかなぁって思います。
とりあえず外に出て何かしてるってだけで部屋にこもってネットしてるよりはマシだったよ。
外に出ても仕事を探せないひきこもりニートの逃げ場所の話
車を持っているニートなんていますか?親から自由に車を借りられるとか。そういうニートは別に外に出ても苦労する事はないんですよね。どこかの広いスーパーとかの駐車場に車を止めて本を読んだりスマホでもいじってればいいから。
車が第二の部屋になる感じ。まぁこれは外に出ても何も進展しないんでオススメではないんですけどね。
でもひきこもりニートって車なんて自由に乗れなかったりしますよね?移動手段は自転車とか原付とか手軽なものしかなくて。
今回の話はそんな人向けの話です。そんなに人目にもつかないお店でお金も使わないで時間を潰すというシンプルな方法です。
基本的には広くて長時間いても店員の気にもならないお店に行きます。
最善は本屋で立ち読み
近所にあるちょっと大きめな本屋さんに行きましょう。広いので店員も客もあなたの事を気にもしませんから。長くいても問題ありません。図書館が近くにあるならそっちでもOKです。要は快適な環境に留まれるならどこでもいいので。
やっぱ時間つぶしには立ち読みが一番楽で簡単です。
とりあえず、趣味の1つや2つ持ってますよね?ひきこもりニート生活の中で暇を潰すために何かやってましたよね?
それ関連の本のコーナーへ行って色々読んでみると良いです。いっぱいあるし興味もあるジャンルなのでとっかかりに苦痛がありません。
私なら将棋の本なんですが、もう詰将棋から定跡、手筋、実戦集なんかがいっぱいあって読みきれないくらいだったので長い期間ひまつぶしに利用できましたよ。
あとポイントとしてはイスに座れる本屋がベストです。最近ありますよね?読書スペースっていうかイスが置いてあってゆっくり吟味していってくださいね?みたいな本屋。
ずっと立ってると疲れるのでイスのある本屋でゆっくり時間を潰しましょう。
趣味以外にも興味のあるジャンルの本に目を向けると新しい発見もあって面白いですよ。
ネットで検索して本を買うのと違って、本屋さんだと意外な本に出会うという事があります。これはけっこう大きい事ですよ。
自分でも気付かなかった新しいジャンルへの挑戦になってワクワクしますから。良い暇つぶしになります。
大きな100均に行ってみる
次に私がよく利用していたのは大きな100均です。代表的なのはダイソーでしたね。近所に大きな店舗がありました。100均グッズってけっこう面白いものがいっぱいあって、生活に役立つものもあるので「あ、これ良いかも」っていう便利グッズを発見できたりします。
眺めているだけでも面白くて良い暇つぶしになりました。
あと、履歴書も何パターンか置いてあるので書きやすそうな履歴書を1つ見つけておきましょう。後で本当に就職活動をする時に役立ちますから。
なるべく余計な事は書かなくてすむシンプルな物を選ぶといいです。
あ、ボールペンも一緒に買っておこうと思っても100均のボールペンはほとんどゴミみたいなペンなんでやめておきましょう。
オススメなボールペンはコレです。サラサの0.5mm。今まで使ってきたボールペンで一番書きやすいボールペンでした。
100均でも扱ってる事があるので、もしサラサがあったなら買っても良いと思います。他のボールペンはすぐダメになるのでオススメしません。
安いスーパー探し
普段の買い物でも利用するスーパーですが、近所にある数店舗でよく買う商品の値段調査をしておくと後々になって役立ちます。基本的には食料品とお菓子ですね。
同じ商品なのに30円とか違ったりするんでお金のあんまりないニートなら一番安く買えるお店を知っておいて、常に安く買えるようにしておくと良いですよ。
小さな積み重ねですが、毎回の買い物で50円違ってたら1年通して大きな違いになりますから。
お金がないニートには基本になる節約術なんで暇つぶしついでにやっておきましょう。
ホームセンターで暇つぶし
ホームセンターって基本的に大きいですよね。なのでここも長時間いても誰も気にしないのでいやすい場所です。私はけっこう工具とか好きで、別に使わないんだけど「あ~これ欲しいなぁ」とか思ってしまうくらい興味のあるものがいっぱいあって楽しい場所でもありました。
資材館とかでネジとか何かの部品を見て回るのもけっこう好きでワクワクしてました。何に使うのコレ?っていうのを見るのが面白くて。
ちょっとでも興味のある物が置いてあるお店だと良い感じに暇を潰せるので、興味のある物があるならそういったお店には積極的に行ってみるといいですよ。
大きなディスカウントショップに行く
広くて大きいディスカウントショップは見る物もいっぱいあるし、思わぬ安い商品を発見もできるし、店員も気にしないし、暇つぶしには最適な場所です。お菓子なんかはスーパーで買うより遥かに安かったりするので、よく価格調査をしておくと良いです。とにかく安く買える所で買うというのはニートの基本ですから。
商品の入れ替わりもけっこうなペースでやっているので毎週通ってもちょっとした違いがあって、また新しいお得な商品を知る事ができるので、退屈せずに利用できて良い場所でもありました。
お店の雰囲気を見ておくのも大事
家にいられないからどこかで時間を潰さなきゃいけないのは分かった・・・でもこんな事してて何の意味があるの?やっぱり普通に面接を受けてみた方が有意義じゃない?という意見もあるかと思います。まぁその通りです。面接を受けて普通に就職活動をしてしまう方がずっと良いです。
でもね、これも意外と無駄じゃなかったりするんですよ。
私は結局、正社員の面接を受けるのができなくてこうやって色々なお店を回って時間つぶしをしていましたが、最終的には妥協をしてこの通っていたお店の1つでバイトをする事になったからです。
何となく商品を見てるだけじゃなく、お店の人や雰囲気をさりげなく観察しておくと良いんです。
長く通うことでお店の人、雰囲気、だいたいの作業内容なんかがちょっと見えてきます。
その中でも、店長っぽい人は良い人そうだし、店員もそんなに大きな声での接客を強制されてそうもないし、やる気もあんまりないし、作業もそこまで大変そうじゃないお店を見つけたので、そこを試しに受けてみました。
正社員の面接よりはハードルが低かったし、もうさすがにこのままじゃマズイって思ったんで・・・
それで奇跡的に受かったんですが、入ってみたら客として見ていた状況とほぼ一緒でした。あんまりうるさい事は言われないし、変な人はいないし、作業もちょっと細かいめんどくさいのはありましたがそれなりだったし・・・
長く通ってお店の雰囲気を見てきた事で、何となくそのお店の全体像をつかめて、一番負担のないバイト先を見つける事ができたんです。
普段も買い物をしている時に「このお店って何か働きやすそうだな」とか「楽そうだな」って思う事ってありません?
ほんの数回通っただけでは勘違いかもしれませんが、ずっと通い続けているとけっこうハッキリ見えてきます。それで、働くならココかなぁ・・・ってなんとなく絞れてくるんですよ。
こんな感じで、何となく働いてみたいと思える場所を見つける事ができただけでも無駄じゃなかったと思います。
ただの時間つぶしにしかならなかった行為も、見る目を変えてみると自分でも働けそうな最適な環境を探しているような感じになりました。
なので、正社員の面接のハードルが高すぎて超えられないんなら、近所の色々なお店を時間つぶしに回りながら、お店の雰囲気なんかを観察してみると、とりあえずのバイト先なんかは見つかるかもしれませんよ。
最後に
数年前、ひきこもりニート生活に終わりを告げられ、何とか現実と向き合わなきゃいけない状況になりました。結局、私は正社員の面接は受けられませんでしたが、こんな感じで時間をつぶし、何とか最低限のバイトをするという所まではいきました。
やっぱね、いきなり正社員って難しいのよ、長年のひきこもりニートにはさ・・・
でも、とりあえず外に出てどうにかして過ごしてると、部屋に引きこもっていた時とは違う発見なんかがあったりしてちょこっとだけ何とかなるかもしれないんで、外に出るってのは大事だとは思います。
まぁ根本的な解決をできなかったので偉そうな事は言えないんですけどね。この決まったバイトも病気になって辞めてしまいましたし・・・
あれから数年、病気療養という感じでまたひきこもりニート生活に戻って、何とか昼間でも部屋で生活しても大丈夫な環境に戻ってるんですが、最近はまた厳しい目で見られ始めています。
多分、近いうち、また同じような状況になるんじゃないかなぁ・・・
地味に治らない病気だけど、普通の生活はまあまあ送れるようになってるし、そろそろ働いても良い頃だと思われているので・・・
次こそは正社員を受けないといけないんだけどさ・・・前より色々な面で状況は悪化してるし、もう無理そう・・・どうなるのかなぁ・・・
最近は部屋をノックされるのが怖い・・・
近いうちにまた死刑宣告がくるよなぁ・・・
ハロワの求人から面接を受ける準備、底辺人生を歩く覚悟を決めておかなきゃいけないんだろうね・・・
正社員の面接こえぇよ・・・またバイトの面接に逃げるのかもしれないなぁ・・・
あ~もう、全然希望がない・・・
この先の人生、どうなるのかなぁ・・・
今度も同じように逃げるわけにはいかないしなぁ・・・って言ってもまた逃げるんだろうけどさ・・・
何かどうにもならなそうだな・・・
はぁ・・・もう人生やめたい・・・