最近、読者が離れていってるなぁってのを感じます。
読者登録が100人になったのに記事自体はそんなに読まれていません。でもその原因は何となく分かります。
だってこのブログのターゲットってダメ人間だからね。
いや、別に何となく始めたブログなんでターゲットなんて設定してなかったんだけど、私というダメ人間の愚痴や思った事を書いているという事は自然とダメ人間に向けた記事になっているという事実があるんですよね。
特にニート記事は私と同じダメ人間に向けて「ダメ人間はここにもいるよ」って言うのを知らせたくて書いてる感があるので。
そりゃまともな人は離れていくわけですよ。このブログから離れた人はまともな人です。安心してください。もうこの記事を読む事もないだろうけどね。
あ、読んでくれている人がダメって訳じゃないですよ。あなたは良い人です。善人です。こんなダメ人間のブログを見捨てない心の優しい人です。
ダメ人間にならないように反面教師にしてもらえたら読んで貰う意味がありますから、これからもよろしくお願いします。読者離れが酷くて悲しいんですよ。
ブログのターゲットの話も出てきた事ですし、たまにはまともな記事も書かないとと思ったので、今回は私が学んだブログのターゲットについて書こうと思います。
まぁみなさんすでにやっている当たり前な事かもしれませんが、ブログは誰に向けて書くかちゃんとターゲットを決めて書かないとそんなに人に見てもらえませし目的を達成できません。
もしターゲット設定をしていないという方は今からターゲットを設定してブログを書くと良いですよ。
ターゲットを設定すると記事を書きやすくなる
ブログのターゲットを設定すると、色々なメリットがあるというのを調べて知ったんですが、私が一番感じるのはコレです。「誰に向けて書いているかハッキリして記事を書きやすくなる」
という事。
ブログのターゲットというのは絞れば絞るほど書きやすくなります。個人レベルまで絞りましょう。
例えば「日本人の誰かに向かって手紙を書いてください」と言われると何を書いていいか分からないですし、内容も漠然としますよね?
でも「あなたの親友のAさんに向けて手紙を書いてください」と言われたら簡単に書けますよね?内容も深い物になると思います。
ブログも一緒で、日本人全体に書いてくださいと言われても何を書いていいか分かりませんが、個人レベルにまで絞ったターゲットに向けて書くとなれば何を書いていいか分かって記事を書きやすくなります。
ターゲットを絞るって言うけど、どう絞るの?って疑問があるかもしれません。でも簡単です。目的に合わせて絞ればいいんです。
ブログには目的がありますよね?何かを達成したいからブログを始めて記事を書くわけですから。
例えば、趣味のブログを始めて「自分と同じ位のレベルの人と知り合いたい、趣味仲間が欲しい」という目的があったとします。
となると、ターゲットは「自分と同じ趣味をやっていて同じ位のレベルの人」という事になります。これをもう少し細かく個人レベルまで絞れるといいです。この話は後で触れます。
そして、その人に向けて記事を書く事が目的達成に繋がります。
もし将棋で初段の実力の人が、初段くらいの人と知り合いたいと考えてブログを書く場合、初段の人向けの定跡や、実戦例、オススメの本の記事などを書く事が目的に繋がります。
もし、初心者向けの駒の動かし方、簡単な詰将棋、簡単な手筋などの記事を書いてしまうと、ブログには初心者が集まってしまうからです。
なぜそうなるのかと言うと、ブログに来るには検索をして来る事になるからです。検索するという事は何か悩みを解決したくて検索するわけです。
という事は、初段の人は初段の、初心者は初心者の悩みを抱えている訳で、あなたが初段向けの記事を書いているとそこに検索から引っかかって初段の人がブログに来る訳です。
初心者向けの記事を書いていたら、検索で引っかかるのは初心者の方ばかりになってしまい目的とはズレてしまう事になります。
そんな感じで、目的を達成するためのターゲットに向けて記事を書く事が大事になります。
「誰に向けて書くか」よりも「どんな人にブログを見て貰いたいか」って考えた方が分かりやすいかもしれません。
要はブログを見て欲しい人に向けて書くんです。そうすると自然とその目的の人が集まってきます。
そのターゲットの目的も、悩みを解決してくれるあなたの書いた記事を読む事になるからです。
こんな感じで、目的を達成するためのターゲットをキッチリ設定して記事を書くようにすると良い結果に繋がりますよ。
このブログで実際の例を見てみよう
このブログは別にターゲットを設定せず、自分の好き勝手に書いていたブログなんですが、一つだけ無意識に設定していたターゲットがありました。ニートです。まぁダメ人間全般ですね。
でも、ニートはニートだけど色々ある中の一つに絞っているんです。
先ほどターゲットは個人レベルまで絞ると書きましたが、このブログのターゲットを見るとちょっと分かると思います。このブログのターゲットは・・・
・30代の
・男性で
・ニートで
・職歴が無くて
・就職活動が怖くて
・ひきこもりがちだけど
・働かなきゃいけない事は分かっていて
・でも行動する勇気がなくて
・それでも毎日悩んでいて
・でも何もできなくて
・安心できる居場所は自分の部屋しかなくて
・親との関係もあんまりよくなくて
・「早く働け」って言われるのに怯えていて
・現実から逃げるように毎日ダラダラネットをしていて
・基本逃げ腰でどうしようもなくて
・慰めのために同じニート仲間を見て安心したい
人です。要するに私です。個人レベルに絞ったターゲットは私と同じような人だったんです。無意識にやっていました。
こんな感じで絞ったターゲットの顔や性格、生活習慣、好き嫌い、その他の色々な事までイメージできるくらい絞ると書きやすさは上がります。
このブログのニート記事は現在のニートの私みたいな人に向けて書かれていました。
ポイントは「同じニート仲間を見て安心したい」という所です。ここが変わると記事の内容も変わってきますからね。
このブログでは、ダメ人間の考えや日常を書いていて、行動をしていないダメな現実の記事が多いです。ダラダラしてるとかネットしてるとか病気だから働かないとか。
それを見て「ニートでダメ人間なのはあなただけじゃないよ、ここにもいるよ」ってのが伝えたくて書いていました。
私自身がそういったダメ人間ニートの日常ブログの方が仲間がいる気がして安心して好きだからです。でもあんまりなかったので自分で書いてみました。
私みたいな人に向けて書けばいいとターゲットが分かっているのでニートの記事は書きやすくなっています。何を書いたらいいか分かっているからです。
このように自分の目的に合ったターゲットが定まっていると記事は書きやすくなります。そして方向性も決まります。
でも、もし「同じニート仲間を見て安心したい」が「でも一歩を踏み出したいと思っている」というターゲットだったら、記事の内容は全然変わってきます。
ハローワークの利用方法、ニートでも使えるオススメの求人サイト、空白期間の説明の仕方、面接でオドオドしないためには・・・などです。全然違いますよね。
このように個人レベルまで絞ると書く内容がガラリと変わるのは分かりますか?1つ違えばブログの方向性も全く変わるという事です。
方向性を決めるためにもターゲット設定はしっかりする事が大切です。
本当に記事が書きやすくなりますから。
まぁ私に書けるのはダメ人間を見たいダメ人間仲間への記事で、ニート脱出の記事ではないんですけどね。現役クズニートですから。
ターゲットを絞ると書きやすくなるとは言いますが、人によってはターゲットを間違えると全然ブログとして書けなくなる例もあるんです。私がニート脱出の記事を書けないように。
ブログは自分の知識をアウトプットする場ですから、自分の知識で書ける範囲のターゲットを設定するのも大事かもしれません。
書く事が定まってるので調べれば書けない事はないですが、難しかったり書いていてつまらない事もありますからね。身の丈にあったターゲットっていうのもちゃんと考えた方がいい気もします。
もし書くのが難しくてもそのターゲットが目的に繋がるのなら頑張ればいいです。その辺は個人の目的で決めてください。
とりあえず、ターゲットを明確に絞ると記事の書きやすさが上がるというのが伝わったでしょうか?
「何を書けばいいのか分かる」というのがターゲットを絞る1つのメリットです。
記事を書けないという人は、ターゲットが定まってなくて誰に何を書いたらいいか分かってない可能性があるので、そういう方はちょっと考え直してみてください。
ターゲットがバラバラの雑記ブログなら記事ごとにターゲットを絞って書くといいと思います。
ターゲットが定まると記事の質が上がる
ターゲットを絞るのは分かったけど、そんな事したら読まれる人が少なくなって読者も減らない?って思うかもしれません。私も最初はそんな疑問を持ちました。狙っている人が減るんだから読まれる人も減るよな?って。
でもそんな事はありません。ターゲットを絞って書いたからってその人だけに役立つ記事って訳でもないからです。
どういう事かと言うと、ターゲットを絞ったからこその深い話を書けたりしますよね?あなたも親友にだけ話せる深い話ってありません?
そんな感じで、誰に向かって、どんな悩みを解決したいかが分かって書いている記事と言うのは深い話まで書けて記事の質が上がるんです。
そうなると、そのターゲットとちょっとズレた人が読んでも役に立つ記事になっていて、読まれる人自体は増えるという現実があります。
Aさんに向けてアドバイスした事がBさんにもCさんにもちょっと当てはまる事ってありますよね?そんな感じだと思ってください。
深く書ける事で記事の質が上がっているので、他の人が見ても役立つ記事として成立しているんです。ここがポイントです。
ターゲットを絞らず、みんなの役に立ちたいと漠然と広く浅く書いてしまった記事は、漠然としすぎて誰の役にも立たない記事になる可能性があるので要注意ですよ。
なので安心してターゲットを絞ってその人に向けた深い記事を書いて大丈夫です。
他の人にも役立つ情報がその記事にはあるはずですから。
まぁ私の書いたニート記事はそうでもないって現実がありますけどね・・・ここが説得力の無い所だったりしますが・・・
一応、30代ニートに向けて書いた記事ですが、似たような悩みを持った20代後半辺りにも意味が無くはない記事ですよね?
ダメ人間がいる事実は伝わりますから。こうならないように注意しようとか思えますし。ターゲットとちょっとずれてますが無駄ではないとは思います。
こんな感じでターゲットとずれても無意味ではないという事実はありますから。
ちゃんとした有益な記事なら多少のターゲットのずれにも響く深く有益な情報が書かれているので多くの人に役立ちますよ。
最後に
ブログのターゲットはキチンと設定しましょう。そしてそのターゲットは個人レベルまで絞りましょう。目的がない日記ブログとかなら別にいいんですけど、目的があって読んで欲しい人が決まっているのならしっかりターゲットは設定した方がいいです。というかしなきゃいけません。
ターゲットが定まれば無駄な記事は書かなくなりますよ。何の意味もない日記とか書かなくなりますから。
ターゲットに向けた有益な記事を書く事がブログでの目的達成に繋がる第一歩ですよ。これを忘れないようにしましょう。
ターゲットがいるようであんまりないこんな愚痴雑記ブログを書いている私が言うのもなんですけどね・・・
ダメ人間に向けて書くってなんてネガティブなブログなんだ・・・って今になってちょっと思いました。愚痴を吐き出す事がアウトプットになるんで楽ですし楽しいですけどね。
目的達成のためのターゲットをキチンと設定し、そのターゲットに向けて有益な記事を書く。ブログってそれをやればOKな意外とやる事自体は単純なものだったりします。
その中身が難しいんですけどね。でも、やる事が分かれば今から何をどうすればいいか分かりますよね?
漠然と書いていたなぁ・・・って人は今からでもターゲットを決めて記事を書いてみてください。目的達成に繋がる第一歩を踏み出す事になりますから。